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真実の日本の歴史 〜 戦前教科書 尋常小学 国史より
第二十四 新田義貞

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(2017.3.28)  (戻る)
(尋常小学国史より)第3回は、楠木正成と並び、後醍醐帝の吉野朝(南朝ではなく吉野朝が正しい呼び方。この時代は南北朝時代でなく、吉野時代と戦前まで呼ばれていた)を代表する忠臣 新田義貞。吉野側武士の事実上の統領のような存在でしたが、戦後の現代では楠木正成と仲が悪かったとか、足利尊氏に比べて人望がなかったとか、いろいろ言われたりしてますが、そりゃあ、武家政治の利よりも後醍醐帝への忠をとる吉野朝側の高貴な忠君武将なのですから、天皇を無視して武家政治をチラつかせる足利になびく賊軍武士どもからの評判が芳しくなかったのは当然。「武士は金と利(褒美など)のためだけに動いてた」なんてのたまう戦後の唯物論 歴史学者どものデタラメ妄言はすべて捨て去って、鎌倉倒幕に最も功績があり、後醍醐帝への忠義を全うした華麗な吉野朝側武士を代表する一人としてしっかり覚えておきましょう。

【「尋常小学 国史より」シリーズ 目次はコチラ】

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尋常小学国史 第二十四 新田義貞(にったよしさだ)

名和長利が戦死した
湊川の戦に、新田義貞も敗れて京都に退いたので、天皇は再び比叡山へ行幸をなされ、尊氏は進んで京都に入った。官軍は、これを取り返そうとしたが、失敗して、名和長利らは戦死した。長年は、今、伯耆(ほうき)の名和神社にまつってある。
後醍醐天皇が吉野に行宮をお定めになった
尊氏は京都に入ると、賊の名をさけるために、豊仁(とよひと)親王を立てて天皇と申し上げていた。けれども、ほどなく、偽って朝廷に従うように見せかけ、後醍醐天皇に京都へおかえりなさるようにお願い申し上げた。天皇は、かりにその願をお許しになって、京都におかえりになったが、まもなく神器を御身にそえて、ひそかに吉野に行幸をなされ、行宮をここにお定めになった。
義貞が北国に向った
さきに、天皇は、比叡山の行宮で、義貞を召して、北国におもむいて回復をはかるよう、おぼせつけになった。義貞 涙を流して感激し、すぐ一族のものと一緒に、皇太子 恒良(つねなが)親王と皇子 尊良(たかなが)親王とをいただいて、北国に向かった。途中、木目峠(きのめとうげ)を越えたが、折あしく吹雪がはげしくて行軍(こうぐん)の苦しみは非常なものであった。取分け、河野(こうの)の一族は、にわかに敵に出あったので、戦おうとしたが、馬は雪にこごえて進まず、兵士は指をおとして弓を引くことが出来ず、進退きわまって、主従三百人余り、一人も残らず討死(うちじに)した。
義貞はやうやう越前の敦賀(つるが)に着き、金崎城(かねがさきじょう)にたてこもった。ところが、ここもほどなく賊軍に囲まれて、城が危なくなったので、子の義顕(よしあき)を残して城を守らせ、自分は杣山(そまやま)に行って兵を募った。けれども、その間に、兵糧がなくなって、城がおちいり、尊良親王は義顕らと共に御自害なさった。皇太子は、捕らわれて京都へ送られなさったが、とうとう尊氏のために害せられたもうた。
義貞が藤島で戦死した
義貞は、こういう不幸せにあっても、少しもくじけず、杣山から奮いたって、たびたび賊軍と戦ってこれを破った。その後、藤島の戦に賊の勢が強くて、官軍は今にも敗れそうになってきたので、わづかに五十騎を従えて、急いでこれを救いに行った。途中、三百騎の敵兵に出あい、大いに奮戦したが、乗っていた馬が、矢にあたって泥田の中に倒れたので、義貞はすぐ起きあがろうとすると、その時、運わるく、飛んで来た一筋の矢が額にあたった。さすがの義貞も、もはやこれまでと覚悟して、自ら首をはねて、いさぎよく死んだ。時に、年三十八であった。これから、北国の官軍は、中心とたのむ大将を失って、全く衰えてしまった。今、福井の藤島神社には、義貞がまつられている。

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