日本の面影

Glimpses of Japan   旧:うぃすぱー・ぼいす
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー
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武士の子女教育カリキュラム 〜 貝原益軒『和俗童子訓』より

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こちらの本物の大和撫子入門はじめこれまで何度か紹介していますが、日本初の体型的な教育書であるのみならず、世界においても幼児教育書の先駆けでもある、儒学を元にした江戸期の武家の子女への模範教育書とされた貝原益軒『和俗童子訓』(1710・詳しくは右写真クリック)による『教育家庭(カリキュラム)』及び、その『教授法と教材』をここに掲載いたします。
江戸時代の著作ですが、この本は平易な文体なので、現代の日本人でも読みやすいですよ。「礼記」を元にした「男女七歳にして席を同じうせず」などが、当時の寺子屋教育でも実践された教育書でもあり、ものすごく新鮮でしょうし、いかに今の教育がどうしようもないか、よくおわかりになれることでしょう。今の日本なんて、ろくでもない勉強ばかり出来て、日本人の大切な魂の根幹とすべきものにまるで無知な役人や教育者だらけ。教育関係者の方は、ぜひこれをご参考に現代の教育カリキュラムを、先人と心を一にして検証されてください。
ここの読者の皆さんはこれを元に子供たちの教育をなし、腐りきった今の日本を打ち砕いていける、現代の侍、大和撫子を育てていきましょう! 世界から尊敬された日本の侍たち、明治の近代教育体制が敷かれる前の、偉大な先人たちが幼少期に学んでいたものを理解することで、先人たちと思いを通じらせることが出来るのです。敗戦するまではまだ日本の教育にも、この高貴な精神が生きていました。

前々からこの本による教育カリキュラムを、本の画像などでなく、どうしてもテキスト化して掲載したいと思っていたのですが、私はWEBの表組とかやったことなかったのでなかなか出来ずじまいでしたが、今回の表は、この『日本の面影』のファンだという女子学生の方による表作成の協力を得て、完成させることができました。
大和撫子は今の日本にもまだいます。男性の皆様方は、ぜひそういう女性を見つけ出してくださいね。ここの読者なら、他の女性を覚醒させる威力だってきっと持ってます。
他にも若い女子学生からお便りメールいただくこともありますし、メールまでいただいたりしなくとも、ここを見て覚醒された女性はきっと他にもたくさんいるはずですよ。私の読者の皆さんは悲観されないでくださいね ^▽^)

『和俗童子訓』の教育課程
年 齢読 書習 字躾 方備 考
一 数の名 (一、二、三、四…)

方位の名前(東西南北…)

ニ カナの読み・書き
あいうゑを、(平カナの五十音を縦・横に読み、かつ書く)
世間従来のカナ文の手本 尊卑・長幼の別と礼。言葉つかい 早く寝、おそく起き、食事する時を定めぬ
一 カナの読み 一 カナの書き方 男女、席を別にする
礼法を教え始めるが、心にまかせて、一々責めたてない
小児の知力が発達してきて、ことをききわける
知能発達の程度に応じて、礼と学を教える
文句短く、読み易いのを選んで、教える
(孝経・論語のうち)
真・草二体の漢字を習わせる
大字で書くように習わせる
諸般の礼を本格的に教え初める
傳育者から孝弟の道を教える
古代中国で、小学に入学した年齢
十 〇 小学,四書・五経の順序を予定して教える   五常の理、五倫の道
心も身も温和に持ち、人を愛し敬う心掛けを教える
師について学ばせる
文武の芸術を学ばせる
世俗では十一歳から手習いを始めるが、それでは遅い
十 五 身を修め、人を治める大学の道を学ばせる(高貴の子弟には特に必要)
経伝を講究する
    古代中国で、大学に入学して、学問を修めた年齢
遅鈍の子弟も、二十歳までに、小学・四書の大義に通じさせる
二 〇 博く諸子・史書を学ぶ   特行を修める 古代中国で、加冠・元服した年齢

『和俗童子訓』による教授法と教材
学 科教授の段階教授方式教材(教科書)備 考
読 書 実用上の単語教授 単語・単句・長句と順を追って進める
(一) 初めは、一日に一字・二字または三字を数える
(二)次に単句を一句だけ教える
(三) 次に二句ずつ教える(二句目からは、前日の第一句を、併せて復読させる)
和漢名数、干支・十二支、十二月異名、六国史の名目、帝王名、国名尽、郡名、百官名、魚名づくし、草木字尽
(以上、実用単語)
 
短句教授(中国の初歩教科書を用いる) 易より難へ入る
習熟・反復して諳誦させる
周南・召南の詩、蒙求、性理、字訓、三字経、千字類合、千字詩
短文教授 (中国の経典) 大意の講釈をまぜる 孝経(首詩)、論語(学而篇)
経典教授 復読・自習本位(多読・博識よりも復読して、学力を培養するを主にする) 小学・四書・五経(学力進み、学問講究の基礎成る)
群書(史・諸子・詩文)    
博覧
講 義 読書力増進のための講義(読書にとけこんで説く) 浅より深へ進む
短章より長章に及ぶ簡単な言葉で、短く説くこと
孝経(首章)、論語(学而篇)、小学(軽く説く) 時を惜しんで勉学する。少年期の強い記憶力を利用する
基本講解力を作る講義 精読・精講本位 孟子を特に精読、精講(義理を解する力、文章を作る法則、を学びとる)
経書学習法 諳誦尊重
論語 12,700字
孟子 34,685字
大学 1,851字(経伝共)
中庸 3,568字
合計 52,804字
四書(義理を理解する力、措字・助字・文法の会得ができる) 一日に百字ずつ覚える(記憶)と、17か月18日(一年半)で四書全部を諳誦する
五経
四書と同じ方法で学ぶ
五経
尚書(のうち数篇)、詩経、周昜(以上、全文)、礼記(精要なるところ三万字)、左伝(数篇)
史 書 自読自習本位

 

  国史
日本紀以下の六国史
近代史の野史
(博く見る)
往古を考えて今の鑑とする。経書のかたわらに学ぶ。
中国史
左伝・史記・漢書。
朱子の通鑑網目(特に反復熟読せよ)
通鑑前編、通鑑続編、皇明通紀、皇明実記
作 文 古文鑑賞 名文諳誦主義の学習 礼記(壇弓)、周礼(考工記)、唐宋文学のうち韓・柳・欧・蘇・曾・南豊などの文 「唐宋八家文」所収の文人
習 字 世間通用の書体・書風を学ぶことを本体とする 日本人の手跡をまず習う
(古筆を学べ)
和流
三筆(嵯峨天皇・橘逸勢・僧空海)、三跡(小野道風・藤原佐理・藤原行成)、お家流(世尊寺流・清水谷流・尊円流)
筆蹟の邪正は心の邪正の標幟
習字の初歩学習 真字(楷書)を、大字で書かせる。
平仮名をまず教え、片カナを後に習わせる。
(以上、読書の場合に同じ)
墨のすりよう、筆の持ちよう(雙鈎・単鈎)
一 数の名(一、二、三、四…)、方位の名、和漢名数

二 あいうゑを、の五十音図、てには、を習わせる。
「いろは」は無益である。
(以上、読書の場合に同じ)

三 「内閣学府」七十二筆を学ぶ
漢字の本格的学習 大字から習い始める。
一流の筆法に拘泥してはならぬ。
真・行・草の三体を、この順序で学習する。
字学に心を用いよ。
四 字画を正す典拠説文、玉篇(首巻)、読字彙(巻末)、読字彙(の内、字体弁微)、字考
書状を認める学習 書状にはわが国の書礼を重んじよ 五 世間通用の文字
順和名抄・節用集・下学集には誤りが多い。用いるな
訓蒙図彙、和爾雅、倭字通例書を典拠にせよ

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◆本物の“大和撫子”入門 〜 貝原益軒『和俗童子訓』【女子を教ゆる法】より

◆仁・義・礼・智・忠・孝……五倫、四徳、五条、四端の心から道を修むる 〜 侍が学んだものを学び、偉大な先人たちと志を一にす

◆“道徳教育”と称して進められる、これからの日本人家畜化教育について 〜 もはや大多数の家畜化は逃れらない

◆左翼教育者が持ち上げる、フランス革命を引き起こしたルソーの人間獣化思想 〜 ルソー生誕300年で、日教組やPTA左派が暗躍中

◆性善説的な視点に立った教育勅語、「修身」道徳教育の補完としては、「毒をもって毒を制す」のマキアベリズムこそ最適

◆家庭内における戦前の教育再現 〜 わが家で使ってる子供用教本 〜 修身と国語副読本

◆わが子の育て方、しつけの仕方 〜 母親のための人間学 家庭教育の心得

◆本来の日本人の作法、立居振舞を子供たちに習得させましょう 〜 学校教育に責任転嫁したり期待しすぎてはいけません

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◆『 ないしょのつぼみ 』 小学生向け性教育漫画 〜 狂っている日本の児童向け出版社

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◆保育園拡充・幼稚園との一元化に発せられる、反日教育集団 日教組の思惑 〜 保育園・幼稚園にまで、反日左翼教育の魔の手が及ぶ!

◆教育破壊で日本弱体化を達成の日教組 〜 反国旗・反国歌の変態集団が子供たちを教育
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この記事に対するコメント

非常にわかり易くてよいです。
今まで自分なりに寺子屋に関する本などを読んで子供が年中の頃から家庭学習に取り組んでますがこういう表があれば手本にしやすくて良いですね。
早速、末子の3歳児の学習に活かしていきたいと思います。
ありがとうございいます。
お母ちゃん | 2016/03/01 8:53 AM
早速ソースを開いて、表部分のHTML記述をコピーして保存させていただきました。印刷もしようと思います。

以下のサイトで和俗童子訓が読めるようですね。
http://www.nakamura-u.ac.jp/library/kaibara/archive04/

しかし本を買って手元に置こうかと思います。
サファイア様及び女子学生の方に感謝申し上げます。
葉っぱ | 2016/03/01 6:04 PM
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