日本の面影

Glimpses of Japan
失われる日本人の精神性に、将来を憂う  リンクフリー
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〜 天皇を貶め、自虐史観に満ちた子供向け絵本
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日本に漫画・アニメ文化が興ったのは、痛い敗戦があってこそ
〜 石森章太郎の世界

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(2017.8.13)
「過ちは繰り返しませぬから」で知られる、左翼が大切にする広島の石碑。これには別に「戦争は二度としません」等書いてあるわけじゃない。私は左翼じゃないけど、やっぱり過ちは犯したと思ってるよ。日本がアメリカより先に原爆を開発して、敵地に落とせなかったことこそ過ち。それこそ敗戦にもつながった致命的な過ちだろ!? 亡くなられた人々には、決して核兵器廃絶なんかでなく、日本の兵隊さんたちによる仇討ちを祈願して死んでいった方々がたくさんいるんですよ。この碑にも「必ず仇をとるから!」と書き足しておけば、亡くなられた方々もきっと穏やかになれることでしょう。それで、失われた日本人の民族気質も復活できる。

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(2014.5.25)
ここの009の動画は凄い人気です。日本人なら一度はご覧になってくださいね ^▽^)

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(始めから)   (2011.6.21)
今日は、『仮面ライダー』と並ぶ石森章太郎の代表作『サイボーグ009』(詳しくは右画像クリック)のTVアニメのエピソードから。
これほど深淵なテーマを持った話。今の日本の漫画・アニメ界では絶対作れません。しかも当時は、これほど深く重いテーマのアニメを子供向けに作っていたわけですから。
制作された1968年と今の決定的な違いは、当時は戦争でわが子を失った人々が現実にたくさんいたということ、しかし今では戦争で子を失ってしまった人は殆ど残っておらず、戦争で戦った人自体が大変な少数派になってしまってます。

昔、おじの家に行った時、そこには特攻隊で亡くなられた若者の写真が飾られてました。当時は特攻の前に必ず遺族のため、写真が撮られていました。死んだ息子の話をしていたお婆ちゃん、若かった当時の私は子を思う親の気持ちもわからず、年寄りの戯言と思って聞き流してしまってました。私は今になってそれをとても恥じてます。今ならきっと涙するに違いありません。
当時の特攻隊員には軍の精鋭部隊が当てられてました。優秀な人材を若くして次々に死なせていたわけです。

この009のエピソードでは、死んだ日本軍の亡霊が幽霊戦闘機や幽霊軍艦となって出現、憎しみは日本の自衛隊にも向けられ、その後、復讐するかのようにアメリカを破壊しに行きます。
原爆が落とされても、びくともせず全くひるまない幽霊軍艦、当時の日本人や作者の意味深な思いが私には感じられます。
米軍をメタメタに粉砕するところは、一種の爽快感があるように思えますが、同時に大変な虚しさも覚えます。

ゼロ戦パイロットの息子を戦争で失った老科学者が、不死身になった日本軍を超能力で再生させることに成功します。
未来の平和を信じて戦った末、たくさんの人々が命を失ったのに、人間はまた戦争兵器を次々に作り上げる。それに対してその老科学者は、より強力な武力でもって、彼らを断じようとする。

老科学者は、平和を望んでいるようで自らは凄惨な戦争を仕掛ける。
軍隊を軽蔑しているようで、日本軍への愛着もあって賛美する。
反戦的なようで好戦的、左翼的なようで右翼的。
これはもう、実際に戦争で戦ったり、子を失ったような人でないと、あの戦争への複雑な思いを表すことはできないでしょう。
でもどんなに複雑でも、私たち日本人は、そこを理解しておかなければならない。
この作品では、戦争に対するそういう入り組んだリアルな心情、行き場のない憤りが、とてもうまく表現されてます。

どこが過ちだったかわからなくとも、過ちは犯してるんです

「過ちは繰り返しませぬから」の碑銘が象徴的に登場します。これは左翼のスローガンみたいにされてますが、私は日本はやっぱり過ちを犯したと思ってます。左翼はそれを、やたら原爆被害者とかだけにスポットを当てようとするので、保守派からすると左翼の言動はとても偏向的にしか見えません。
しかし左翼のそういう偏向視点からだけでなく、負けた戦争をしてしまったことは、軍人として戦死された方々に対しても、やはり過ちを犯したのだと私は考えてます。
だから、映画『明治天皇と日露大戦争』でも、明治天皇は「もしも負けたら、国民に申し訳が立たぬぞ・・・」、やるからには勝たなければ意味がないんだということを、盛んに仰せらていたわけです。

戦争したこと自体が、左翼の言うとおり必ずしも過ちなのかというと、それは決して違う。
だけど過ちは存在する。
何が過ちだったのか、今でもよくわからない。
でも、どこかで過ちを犯したこと、決して忘れてならないと思います。
この難しい思いを、理屈でなく、如何にして子供たちに伝え、残させておくか。

うちの子は、特攻隊の実写映像も何度か既に見てます。
「日本人、可哀そう・・・」、幼いながらも、わが子はツラそうに言います。何とか私の思いは伝わってることでしょう。

1960年代から70年代にかけて、日本にこれだけのアニメ作品、文化が華々しく興ったのは、先の敗戦があったからです。
そしてその敗戦、大きな過ちを犯したことさえも必然だった。
この歴史の重み抜きに、日本のアニメや漫画の文化を語ることはできません。
あの時の精神、今では完全に忘れ去られてしまってますし、到底、取り返すこともできません。
日本の漫画・アニメ文化というのは、あの時しか、生まれ得なかったもの。
今の業界の連中は、その偉大な過去の遺産に乗っかって、先人の思いを踏みにじってダラダラと金儲けに利用してるにすぎない。

今の、絵が綺麗なだけで中身がカラッポのものでなく、これら中身の濃い昔のアニメ作品ばかりを、うちの子は小さな頃から見て育ってます。子供に見せるのは1960年代から70年代前半のものにこだわってください。

戦争でわが子を失った人を慰めるのは、亡くなった子供自身にしかできない

戦争を許すかどうか、これはもう、戦争で死んだ人しか評価する資格はないように思います。
軽々しく「命が大切!」、「命を守れー!」なんて言ってる連中、私は軽蔑します。こいつら本当に命の重みがわかってんのかって、感じ。
戦争で家族を失った人が、今さら「反戦!」なんて叫んでるはずない。当時なら、「アメリカへ徹底的にやり返したい」というのが本当のところだったはず。なので、そこを反戦や憲法9条に結び付けるというのは別の意図が働いている。

死んだ息子が父親である老科学者の前に表れて、最後には・・・
真実はフィクションの中にこそあります。
SF作家でもある石森先生ならではのエピソード、スゴイ作品です。
きっと、子を持つ方なら、本当に泣けます!     (続く)

『サイボーグ009』 (1968) 太平洋の亡霊
TVアニメ第一作目はモノクロであっても、一話完結型がほとんどで、脚本が抜群に素晴らしいです。作者 石森氏の深い感性とイマジネーション、当時のスタッフの思い入れやレベルの高さが伺いしれます。009は1979年にもアニメ化されてますが、やはりその頃になると単なる鑑賞作品でしかなくなってるんですね。魂に突き刺さってくるものがないんです。2001年版は、もはや論外。

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(2013.6.21)
6月29日(土)より、手塚治虫と石ノ森章太郎の展覧会が開催されます。
手塚治虫×石ノ森章太郎 『マンガのちから』 --- 東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/145/
大人も子供も楽しめる、結構、おいしそうな企画だと思いますが、今だと左翼の世界平和脳で、変な曲解プロパガンダがなされてないか、ちと心配ではあります。
でも、行けばきっと子供も大喜びでしょう ^▽^)

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(続き)◆高慢な女がのさばり、男がバーチャルに嵌った世界の成れの果て 〜 『セクサドール』 石森章太郎の世界

(始めから)◆『国境がなくなって世界が一つになる』というのは、ショッカーの世界征服が完了するってこと 〜 石森章太郎の世界

◆「国を守ろう!」、「一つになろう!」 ・・・これって左翼のスローガンにもなるってわかってます?

◆日の丸が脳天に突き刺さった 『 おそ松くん 』 は強烈だな 〜 三島由紀夫が自刃したくなるのもわかる

◆もはや日本文化の区別、正常な判断すら出来なくなった、おバカな日本人!〜 中国の英雄 孫悟空を冠した『ドラゴンボール』の奇妙さにすら気づけない

◆『リボンの騎士』が暗示するもの 〜 手塚治虫のポジション

◆子供向け 安心できる日本のアニメ おすすめセレクション

◆朝鮮・同和・原爆・弱者 ← 左翼の食い物 〜 利権あさりと誹謗中傷に明け暮れる左翼

◆命より大切なもの、それが “人間の尊厳”〜『 母に捧げるバラード 』に見る、日本のおっかさん 真の保守精神 〜 スポットが当てられる幼児遺棄事件、もっと広く深く見て!

◆日本人の心を奪われた日本人 〜 世界最強だった日本軍 〜 守るものを失った日本人

◆もう日本人なんてどこにもいない〜往年の日本映画を見て〜 子供を世界で通用する日本人にしたいなら

◆『松本零士 父に見た本物のサムライ魂』 子供には宮崎アニメでなく松本零士

◆本家ディズニーも顔負け! 日本人なら初期の東映アニメは見ておきたい
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この記事に対するコメント

記事とは関係ないですけれども、偶々酷いものを見つけました。
http://news.walkerplus.com/2011/0621/16/

「男の娘」って言うらしいですけど、最近流行っているようです。この類の連中を嘲笑し、世界中の恥晒しになってもらわねばなりませんな。
髪伸ばすくらいならまだしも、「かわいい」とか「女みたい」と言われたらこれは男性にとって大いなる屈辱だと言う自覚がないのでしょうか。
sonkou4649 | 2011/06/21 9:59 PM
当時のTVアニメは予算の関係上セル数が少なく電気紙芝居と揶揄されていたようですが、内容の濃さはすごいですね。大人用としても十分だと思います。
tatsuya1963 | 2011/06/22 5:12 AM
感動しました。素晴らしい作品をありがとうございます
太市 | 2011/06/22 11:26 AM
石森先生の作品動画拝見しました、廃凄く力が篭った作品ですね。
胸を打たれました。
最後の方で、戦闘機や戦艦が、元の姿に戻っていく所、お父さんが息子さんを抱きしめるシーンで涙ぐみました。
身内にも戦争で命を落としたものが居ますが、子供はともかく(寂しかったり苦労もあったので。)、当時見送った家族、妻や姉妹は二度としませんとも悪かったとも言いませんでした。
軽々しくは良いとか悪いとかでは、表現できなかった心があったのだと思います。
石森先生はハートの篭った作品を残されたんですね。
素晴らしいです。
緑 | 2011/06/22 7:39 PM
当時の方が、表現の自由があったんでしょう。米軍を攻撃するシーンや星条旗を破壊したり、今では考えられないですね。いい映画だと思った中に、男達の大和と言う泣ける映画があったんですが爆撃されるシーンや米軍戦闘機は描かれていません。近年の他の映画もそうです。規制が掛つてるのか?アメリカに遠慮しているのでしょうか?
せん | 2011/06/22 9:36 PM
いつも興味深く読まさせていただいて感謝しております。

リュウの道シリーズもいいですよね!
コケカキキ | 2011/06/23 1:12 AM
やっぱり今の漫画はここまでが限度なのかなというのは感じます。復讐もよくない、みたいな。漫画でのセリフがアニメになると変えられたり。
戦争で息子を亡くした父親に対し「戻らないもの(死んだ息子)」→「くだらないもの」に変えられてんですよね。(銀魂ですけど)

命は大切、といっても現実的には私は疑問を持っています。本当にそんな言葉通りの現実かなというか。どっかの国で人質になれば真っ先に人命第一ってどうしても出ますけど。

国というのは今生きている人間だけのものではなく、延々と続いてきた祖先のものであり、これから生きて行く人間のものでもあります。だから命を懸けなければいけない時期が不運にもあれば、それでも行かなくてはいけない、送らなくてはいけなかったのだと思っています…。
狛子 | 2011/06/23 2:08 AM
こんにちは。先ほどテレビを見ていたら、こんな映画のCMが放送されていました。

映画『009 RE:CYBORG』
http://009.ph9.jp/
http://www.youtube.com/watch?v=sn3vIDw3fPY

未完の傑作という名目のようですが、どうせ勝手に作ったシナリオでしょうね。原作を貶す気かな?とか勘繰ってしまいます。絵はやたら綺麗ですけどね。

来年にはフィギュアが出る予定だったり、日テレの番組とコラボしたりと、金の匂いしかしないです。
せた | 2012/10/20 6:11 PM
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